実力次第で給与もキャリアもアップ

「飲食業界の給与水準は低い」というイメージを持たれがちですが、必ずしもそうとは限りません。
実力主義にもとづいて給与が決定される飲食店も多く、20代で店長や料理長として活躍することも夢ではありません。
そうしたポジションで活躍している人達は月給が30万円を超える場合もあり、別業界の同年齢の人達と比べても給与は高いといえます。
責任あるポジションを任されれば、当然スタッフの教育や店舗運営といったマネジメントスキルや相応のサービス・調理技術が必要なことはいうまでもありません。
多店舗展開しているような企業であれば、店長からスーパーバイザーやマネージャー職へ、料理長から総料理長へとキャリアアップすることができ、給与額のアップも期待できます。
そのほかにも、調理師などの資格を持っていれば資格手当が付く場合もあります。
飲食業界ほど責任やポジションと給与がマッチしている業界はないのではないでしょうか。
努力とやる気次第で道を切り開いていくことができるのが飲食業界の魅力です。

働く厳しさ以上の喜びがある

飲食店の業務はサービススタッフ・調理スタッフともに立ち仕事。
勤務時間も長く、居酒屋やBARであれば深夜勤務は当たり前です。
終電・始発で帰ることもあり、それに耐えられるだけの体力も求められます。
仕事についても、必ずしも丁寧な指導があるわけではなく、見て覚える、やりながら盗む、といったことが求められる場合もあります。
厳しいことも多い業界ですが、それ以上の楽しさややりがいもあります。
それはお客様に喜んでいただける場に立ち会えるということ。
サービススタッフであれば、お客様と直接コミュニケーションを取ながら、どうすれば満足していただけるかを考えて動く。
「ありがとう」の言葉をいただいた時は、それだけで疲れも吹き飛びます。
調理スタッフであってもサービススタッフからお客様の「美味しかった」の声を伝え聞くことができ、またオープンキッチンのお店であれば、お客様の目の前で反応を見ることもできます。
「お客様に笑顔になってほしい」「お客様を感動させたい」と思い、お客様の喜びを自分の喜びに感じることができる方にとってとても魅力的な業界です。