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職種別の特徴

ソムリエの仕事

ソムリエの仕事

2017年3月13日
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ソムリエとはワインに関する専門知識を持ち、レストランやホテルなどでワインの提供・サービスに従事する給仕人のことです。近年では海外のソムリエコンクールで入賞する日本人もいて、「ソムリエ」と言う職業は日本でも人気職種となりつつあり、ソムリエが活躍する飲食店は増え続けています。 ソムリエと言ってもその経験によってソムリエ・シニアソムリエ・アシスタントチーフソムリエ・チーフソムリエ・シェフソムリエなどの階級があり、上の階級になるほど責任は重大になりますが、それに見合った給料・年収と名誉が得られます。

ソムリエの仕事内容とは?またそのやりがいとは?給料・なり方・必要な資格などまとめました。

ソムリエの仕事内容

ソムリエは、イタリアンレストランやフレンチレストラン、ホテルやバーなどで、料理とワインを最高に楽しんでもらうためにサービスする、いわばワインアドバイザーです。ソムリエの仕事はさまざまで、ワインの仕入れ・管理・グラスの管理まで一通り行います。

1.ワインの提供

ワインのプロフェッショナルとして、お客様に提供する料理に合わせて適するワインを薦めたり、お客様の好み・要望に応じてワインを選定します。ワインは非常に奥深いもので、産地や使われているブドウの品種、生産された年度により味わいが異なります。膨大なワインの知識を頭に入れ、その場その場で的確な判断でお客様にワインを提供する難易度の高い仕事です。またワインだけでなくシャンパーニュの知識、さらに料理の知識も必要とされます。

2.ワインの管理・仕入れ

ワインは非常にデリケートな飲み物です。ボトルの中でも熟成をし続け、日に日に味わいが変化していきます。そのため、扱い方や保存環境が悪いと劣化してしまいます。ワインセラーの湿度・温度をコントロールし、ワインの品質を管理するのもソムリエの大切な仕事です。またお店で提供する料理に適するワインを求め、ワインの買い付けも行います。

さらにワイン以外の飲み物や料理全般に関する幅広い知識を使い、最高の食事シーンを演出することも大切な業務です。お店の規模にもよりますが、サービススタッフと共に料理提供を行うなどの接客や、ソムリエを多く抱えるお店なら人材育成にも携わります。業務範囲は働く飲食店により異なりますので、求人情報の仕事内容をしっかりチェックしておくと良いでしょう。

ソムリエの魅力

その場の雰囲気や、お客様が食べている料理に合わせてワインを選ぶというだけでなく、サービス・ワインの仕入れ・品質管理・在庫管理までトータル的に仕事を行うソムリエはとても責任があり、それだけ魅力のある仕事だと言えます。

またソムリエは、その豊富な知識量だけでなく人間力が評価される仕事です。ワインの提案やサービスを臨機応変に対応することで、お客様は安心して食事の時間を過ごせます。

ソムリエのやりがい

ワインは奥が深い飲み物で、原材料であるブドウの種類や産地、作られた年度などによって味が異なります。店舗のメニューを変更するときは、ソムリエの腕の見せ所です。あらゆる要素を考えながら、そのとき最もふさわしいワインをリストアップしていきます。自分の知識を使い選んだワインを飲んだお客様が「美味しい!」と言ってくれたとき、大きなやりがいを感じます。

飲食店、特にレストランやホテルのように予め決められたコース料理を提供する業態のお店は、料理だけの売上には限りがあります。しかしワインなどのドリンクにがどれだけ出るかによって、その日の売上が大きく変わってきます。もちろんお客様に合わせて提供しなくてはいけませんが、ソムリエは能動的に売上を作っていくことができます。またサービスの良し悪しで、価格以上の価値と満足度も提供できます。

高級レストランでは、特にソムリエの働きは重要で、そこにやりがいを感じるソムリエが多いです。

ソムリエになるには

ソムリエになるにはいくつかの方法があります。

1.養成スクールに通う。

スクールに通い、技術や知識を学んでから就職する方法です。

2.先に就職する。

学校に通わずにイタリアンレストランやフレンチレストラン、ホテルやバーなどに就職する方法です。

どちらが良いというわけではありません。
しかしソムリエは知識と経験が必要とされる仕事なので、未経験で「ソムリエ」として就職するのは難しいと言えるでしょう。そのため、まずはホールスタッフや料理人として働きながらワインを勉強し、ソムリエを目指すという選択肢もあります。

ソムリエに必要な資格や経験

ソムリエになるために必ず必要という資格や免許がありませんが、自身の知識・技術を証明するものとして、ソムリエ資格を取得する人が多くいます。ソムリエ有資格者には認定バッジが贈られるため、お客様への信頼の証として取得するのが望ましいでしょう。

またソムリエ資格で証明できるのはスキルだけではありません。資格を取るにはたくさん勉強をするため、モチベーションの高さを示すことができます。転職活動の際、資格の有無は有利に転職活動を進められるのです。

ソムリエ資格

ソムリエ・シニアソムリエ・アシスタントチーフソムリエ・チーフソムリエと順に役職が上がります。

■ワインアドバイザー資格
■ワインエキスパート資格

ソムリエの給料

ソムリエは、料理人と同じく専門職です。ワインの知識はもとより接客力、階級、業務領域により給料は異なります。

未経験のソムリエ見習いは、月給20万円〜(年収240万円~320万円)程度。ソムリエ資格者はある程度の知識とサービス経験があるとされ、月給28万円〜(年収336万円〜448万円)くらい。ソムリエたちの教育やワインセラーの管理、買い付けなども行うシェフソムリエはホールマネージャーとしての役割もあり、店舗の売上を管理する能力も求められます。シェフソムリエであれば月給40万円(年収480万円)を超える場合もあります。

またスキルや経験だけでなく、もちろんその店舗の売上によっても給料は違います。求人を探す際には月給に含まれる手当や福利厚生も合わせてチェックしておきたいところ。売上に応じるインセンティブがついてきたり、資格手当・家族手当・住宅手当・残業手当も完備されているか確認しておきましょう。

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