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TOP食バンクマガジン  ハンバーガーレストラン「Shake Shack®️」が京都に初出店!

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ハンバーガーレストラン「Shake Shack®️」が京都に初出店!

ハンバーガーレストラン「Shake Shack®️」が京都に初出店!

2019年4月2日
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株式会社サザビーリーグ(本社:東京都渋谷区)は4月1日、NY発祥のハンバーガーレストラン『Shake Shack®️』(以下、シェイクシャック)の京都初出店となる『シェイクシャック 京都四条烏丸店』をオープンした。

シェイクシャックのブランドミッションは「Stand For Something Good™️」。シェイクシャックに関わる人々や企業、地域のために私たちができることを。に基づき、京都の人々が気兼ねなく集える「ギャザリングコミュニティプレイス」を目指した店舗づくりに励む。

▲「京都のお客様に愛される店づくりを、一丸となって取り組みます」と意気込む代表取締役社長の角田良太氏。

シェイクシャックとは

シェイクシャックは2001年、レストラン業界大手の『ユニオン・スクエア・ホスピタリティ・グループ』の創業者が慈善事業としてホットドッグカートを出店したところからスタート。「モダンなバーガースタンド」をコンセプトに、シンプルかつ手頃な価格帯のメニューを提供。ホットドッグやハンバーガーと聞くとファストフードのイメージが色濃いが、高級レストランで培ったホスピタリティとハイクオリティさを併せ持つ「ファインカジュアル」という新しいスタイルを生み出したブランドだ。シェイクシャックは、あくまで「レストラン」にカテゴライズされる。

アメリカは、先進国の中でもとくにボランティア活動が推奨されている国だ。シェイクシャックも例にもれず、地元で活動する団体とチャリティーパートナーを結び、一部商品の売上5%を寄付している。創業時のホットドッグカートも、そもそもマディソンスクエアパークの再生を目的としたアートイベントへの支援を目的に始められたものだ。もちろん日本に出店を始めてからも、日本のNPO法人と連携して社会に貢献し続けている。出店する時は地元の団体や企業とのコラボを欠かさず、地域住民との繋がりを広げてきた。それがシェイクシャックの各店舗の独自性にもなっている。

シェイクシャック 京都四条烏丸店

京都初出店となる『シェイクシャック 京都四条烏丸店』、店舗のデザインコンセプトは「Less is More,Modern Authentics」。シンプルでありながらモダンな造形をベースに、格子や畳表、左官の壁といった伝統的な要素をふんだんに取り入れた。入り口をくぐって全体を見渡すとアメリカのレストランだが、座って落ち着いて見るととても京都らしい。また席間もゆとりがあり、いわゆるファストフード店とはやはり一線を画するように思える。

メニューには地元企業とのコラボ商品も登場。京都四条烏丸店限定となるのが、「宇治抹茶シェイク」(710円)だ。天保3年よりお茶づくりに携わり、昭和27年に創業した『株式会社伊藤久右衛門』の抹茶を使用し、シェイクシャックのバニラシェイクとシンプルにブレンド。作り置きせず、オーダーを受けてから1杯ずつ作るため、抹茶本来の香りと色合いがフレッシュな状態で客に届く。

もうひとつが、『京洋菓子司 ジュヴァンセル』とのコラボ商品「京都クッキークリート」(Small:490円/Regular:660円)。チョコレートやクリームといった洋の素材と、抹茶や和栗、黒豆など和の素材を組み合わせた京テイストの洋菓子を生み出す菓子店の、とくに高い人気を誇る商品「京都咲咲」を贅沢に使用したクッキークリートだ。このクッキーとアイスクリームを混ぜた商品を、シェイクシャックでは「コンクリート」と呼ばれている。コンクリートは前述した、”寄付の対象”となる商品であり、売上の5%はチャリティーパートナーに寄付される。

オープニングセレモニーには大勢のシェイクシャックファンが集まり、コラボ企業の株式会社伊藤久右衛門、ジュヴァンセルのスタッフも駆けつけた。サザビーリーグの社員と一丸になって抹茶シェイクやクッキークリート、ハンバーガーについてフランクながらも丁寧に説明して回る姿が印象に残る。中でも筆者がとくに「あぁ、いいな」と思ったのがキャップを被ったシェイクシャックの若いスタッフたちだ。

聞けば、店舗に常駐するのはほとんどがアルバイトらしい。カメラを向ければ100%の笑顔で返してくれる、話しかけるとハツラツと受け答えをする、何より「また来てくださいね」と胸を張って言えるスタッフは、シェイクシャックの価値を高めると思う。帰り際、代表取締役社長の角田氏に今後の展開を聞いたところ、「無理に店舗を広げるつもりはありません。まずは京都のみなさんへ還元することに注力します」と話してくれた。

アメリカ生まれの「ファインカジュアル」は、京都の客にどう映るのか。今後の行方に注目したい。

『シェイクシャック 京都四条烏丸店』店舗情報

住所:京都府京都市中京区東洞院通蛸薬師下ル元竹田町643 BINO東洞院1F
電話番号:075-741-8681
営業時間:11時〜22時
席数:120席

※本稿に記載した価格は2019年4月時点での情報です。価格はすべて税抜き表記

取材・執筆・撮影:あかざしょうこ

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