TOP 食バンクマガジン ホテルへの転職はインバウンド需要が高まっている今がチャンス!タイプ別で考えるホテルでの働き方まとめ
業態別の特徴
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ホテルへの転職はインバウンド需要が高まっている今がチャンス!タイプ別で考えるホテルでの働き方まとめ
ホテルへの転職はインバウンド需要が高まっている今がチャンス!タイプ別で考えるホテルでの働き方まとめ
2019年3月4日
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シェフや料理人が活躍できる場は、街の飲食店だけではありません。現在、急激に求人需要が高まっているのがホテル業界です。近年の外国人観光客の増加のほか、2020年の東京オリンピック開催に向け、全国規模でホテル建設ラッシュが続いています。今後ますますインバウンド需要が高まり、将来的にも明るいホテル業界。料理に注力しているホテルも多く、さまざまなコンセプトを打ち出しているため、売り手市場の今ならより選択肢の幅を広げて、自分に合った職場が見つかるはずです。
ホテル求人のタイプは大きく分けてシティホテル、ビジネスホテル、リゾートホテルの3つ。そのほか、ブライダルやイベント等の独立部門を設けているホテルもあります。今回はホテルのタイプごとに、仕事内容や働き方を見ていきましょう。
シティホテルでの働き方
都市部の中心にあるシティホテルには宿泊客だけでなく、結婚式やディナーショー、講演会など、外部からの訪問客も多いことが特徴です。そのため大規模なレストランや宴会場、ラウンジを有するホテルも。料理ジャンルやコンセプトもさまざまで、有名シェフが監修する料理や、季節ごとの旬素材を使ったフェアを行うなど特色を打ち出しています。
高級食材に触れベテランシェフの調理技術を間近にできるほか、カウンター越しにお客様の目の前で調理をするホテルもあり、対話スキルを身につけることも可能。料理人としてのキャリアアップを目指す方には最適の環境です。また運営母体が大きいことから、休日や報酬、昇給制度など充実した福利厚生も期待できます。
ビジネスホテルでの働き方
主要駅近くにあるビジネスホテルは、出張などに利用するビジネスマンが主な客層です。春や秋などは修学旅行やツアー客の団体予約が入ることもあり、中規模な宴会場やレストランを持つ場合もあります。
宿泊客の多くは一泊朝食付きプランなどを利用し、ホテル内のレストランで朝食を摂ります。開店が朝6時頃からと早いため、早朝からのシフト制勤務がほとんどです。朝は早いですが、その分早く終わるので、夕方以降の時間をプライベートに当てることができます。 料理の提供はビュッフェスタイルが多く、地方のホテルでは地元産食材を使った名物料理をウリにしていることも。大量調理となるため、スピード感と効率の良さが重視される職場です。また、全国規模のホテルチェーンであれば転勤を伴う場合もあります。
リゾートホテルでの働き方
海辺やスキー場、観光地などに立地するホテルで、利用客の多くが旅行客であるリゾートホテル。バンケットホールやブライダル施設を併設した大規模ホテルから、「オーベルジュ」と呼ばれる宿泊施設付きのレストランなど、小規模なホテルもあります。
リラックスやリフレッシュを目的に訪れる方が多いため、景観がよく、上質なサービスをウリにしているホテルが多いです。レストランでは、その土地ならではの食材を使った料理を多く提供しています。ただ、旅行客がメインターゲットであるため、リゾートホテルは季節により宿泊客の増減幅が大きいことも特徴のひとつ。海沿いなら夏、スキー場なら冬が繁忙期。正社員だけでなく臨時アルバイトスタッフを雇うほどに忙しさを極めます。閑散期は働くスタッフも減るため、調理業務以外に駆り出される場合もあるかもしれませんが、自分の好きな場所で働きたい方にはうってつけの環境です。
ブライダル部門で働く
ホテルにはブライダル施設を設けているところも多くあり、中には独立部門として求人募集をかけている企業もあります。特別な日をおもてなしするための料理作りはやりがいもひとしお。また、オーダーメイドスタイルを手掛けるホテルもあり、その場合は新郎新婦やプランナーと打ち合わせを重ね、希望に沿ったメニュー構成を考えることも。人を喜ばせたい、笑顔にしたいと思う方にはぴったりの求人です。
まとめ
ひとくちに「ホテル求人」といっても、その特徴はそれぞれ違います。今後どんなキャリアを築いていきたいか、どんな生活を送りたいかを軸に考えてみると、自分に合った求人を見つけることができるのではないでしょうか。