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業態別の特徴

居酒屋の特徴

居酒屋の特徴

2017年3月13日
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居酒屋は、日本酒や焼酎を中心としたアルコール飲料と和食を中心とした料理を提供する大衆向けの飲食店で、大型チェーン店から個人経営のお店まで、その規模はさまざまです。
最近では少なくなりましたが、看板がわりに赤い提灯を店先に掲げていたり、縄でつくった暖簾を入口に下げているお店が多かったことから、赤提灯、縄暖簾と呼ばれることもあります。

居酒屋のルーツ

居酒屋が初めて登場したのは江戸時代で、酒屋が酒を売る以外に店先で酒と簡単なおつまみを提供するようになったのが始まりといわれています。
立ち呑みのスタイルが主流でしたが、その後さまざまな料理店がお酒も提供するようになり、居酒屋としての業態が確立されました。
当時の江戸には一人暮らしの男性が多く、食事の場でお酒を飲む居酒屋のスタイルは瞬く間に人気になり、日本の外食文化のなかで切っても切り離せないものになっていきました。

居酒屋のスタイルの変化と発展

居酒屋=仕事帰りの男性が日本酒を飲むところ、というイメージは実に長い間人々に根づいていました。
そんなイメージが徐々に変わり始めたのは1970年代の後半ごろです。
働く女性が活躍しはじめ、居酒屋も男性客だけでなく女性客の獲得を視野に入れてお洒落な内装にこだわった店舗づくりを進めました。
ワインなどの洋酒も普及しはじめたため、女性の居酒屋利用が増え始めていきました。
また、この頃には食肉の習慣も定着し、野菜などの食材の種類も増えていきました。
その結果、居酒屋で扱うメニューの種類も豊富になり、1980年代には居酒屋の大型化・チェーン化が進みました。個人で経営する居酒屋は、そうした大型チェーン店と差別化を図り、おでんや焼鳥といった特定の料理に特化したお店へと変化していきました。

現在も、居酒屋は人々の嗜好やニーズの変化に合わせて発展し続けています。
例えば女子会ブーム。
女性でも気軽に利用してもらえるよう、多くの居酒屋がノンアルコールドリンクやデザートメニューを充実させました。
家族連れにも居心地のよい家族団らんの場を提供するために、分煙を開始したりプライベートの雰囲気を楽しめる個室を整備するお店もあります。
そのほかにも、地方の郷土料理や創作料理といった独自性を全面に押し出すお店、食の安全に配慮して産地直送の新鮮な食材を売りにするお店、24時間営業やモーニングメニューを充実させるお店など、それぞれの店舗が独自性を追求しています。
今や居酒屋は性別や年代の垣根を超えて、多くの人たちが気軽に利用できる社交場としての役割を果たしています。

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