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TOP食バンクマガジン  料理長(シェフ)の仕事

職種別の特徴

料理長(シェフ)の仕事

料理長(シェフ)の仕事

2017年3月13日
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料理人として十分な経験を積んだら、次に考えるのが「料理長」へのキャリアアップではないでしょうか。料理長(シェフ・総料理長)とは、レストランやホテルなどの飲食店で働く料理人のトップであり、メニューの決定から調理部門全体の人事・マネジメントまでを行う仕事です。求人募集の職種では「料理長」「シェフ」などに分類され、また日本料理店・割烹では「板長」とも呼ばれます。

料理長の仕事内容とは?またそのやりがいとは?なり方・必要な資格などまとめました。

料理長・シェフの仕事内容

料理長・シェフの仕事内容は大きく分けて以下の3つです。

1.メニューの考案・決定・原価管理

レストランやホテル、居酒屋やバール、カフェなどでのメニューの決定は料理長(シェフ・総料理長)の重要な仕事です。食材の吟味・彩りの良さ・料理全体の構成・味覚の統一感など、さまざまな観点から決定していきます。またメニュー考案における原価計算や販売価格なども料理長(シェフ・総料理長)の大切な仕事です。

2.食材の選定・仕入れ

料理のクオリティを左右する食材の良し悪しを判断するのも料理長の仕事です。仕入れ業者とのやり取りはもちろん、市場や生産者の元に直接赴き、自らの目と舌で良い食材を開拓する料理長も多くいます。

3.人事・採用・教育

人事・採用に携わるのも料理長(シェフ・総料理長)の仕事です。調理部門で働く人のパフォーマンスを最大限に高め、仕事の質や効率が上がるように配慮します。そのためにどんな料理人を採用し、どのポジションに配置するのか、どの料理人の下につけ、どんな教育をするのかを考える必要があります。

このように料理長(シェフ・総料理長)の仕事は多面的で、厨房の管理をすると同時に、経営者の視線で物事を進めていく必要がある仕事と言えます。もちろん上記3つはベースの仕事であり、店舗によっては接客や店長業務を兼ねていたりすることもあります。転職する際は求人情報に記載されている仕事内容を確認し、任される仕事についてチェックしておきましょう。

料理長・シェフの魅力

料理長(シェフ・総料理長)は、調理部門における最高責任者と言う肩書きをもつ重要な仕事であるため、大きなやりがいや達成感を感じることができるのが魅力です。 また料理人が目標とするゴールでもあり、多くのスタッフに慕われる憧れのポジションと言えます。

料理長・シェフのやりがい

料理の良し悪しは、ホテルやレストランの評価に関わる重大なものです。どんなに素晴らしい施設を持っていたとしても、そこで提供される料理がイマイチでは評価は下がってしまいます。それまでに培った知識や技術を使い、また共に働くスタッフと協力しながらその店舗全体の評価が上がったとき、大きなやりがいを感じることが出来ます。

また料理長は多面的な仕事に携わるようになります。マネジメントの経験を積んでおけば、独立して自分の店を構える時に非常に役立ちます。

料理長・シェフになるには

料理長・シェフになるには、まずは一介の料理人としての経験を積むこと。そして食材や調理方法についての知識、調理技術、また食文化への深い造詣など「食のプロフェッショナル」として幅広いスキルを身に付けていくことが必要です。長い年月をかけると思われますが、実力がないと料理人たちを率いることは難しく、一歩一歩きちんと力をつけていくのが何よりの近道です。

経験・知識が備われば、厨房内でのポジションアップを交渉しましょう。あなたの意欲が伝われば、次の料理長候補として副料理長・スーシェフのポジションに就けるかもしれません。万が一、交渉して上手くいかない場合、ポジションに空きが出ない場合は転職を考えても良いでしょう。

料理長・シェフに必要な資格

料理長のポジションに就くのに、必須となる資格はありません。しかし、実質厨房を管理する人物になるので、国家資格である「調理師免許」や「食品衛生責任者」は取得しておくことが望ましいでしょう。飲食業界での転職活動の際に資格を所有している人が優遇されるので、求人に応募するときに役立ちます。

調理師免許を取得する方法は2つあり、どちらが良いということはありません。

1.調理師養成学校に入学し卒業する方法。この場合、試験を受けなくても資格を取得することができます。
2.調理師試験に合格する方法。ただし、受験には二年以上の実務経験が必要となります。

ただし、調理師免許を取得したからと言って誰でもなれると言うわけではなく、十分な料理知識と調理技術、そして人間力が必要とされます。

料理長・シェフの給料

料理長は厨房のトップにあたる役職です。料理の技術はもちろん、コミュニケーション力、発想力を発揮して一介の料理人よりも幅広い仕事を任されます。当然、その分給料も高く支払われることが多いです。ただ、業態や店舗売上、スタッフの人数など環境により差がありますので、一言でいくらとは言えません。求人募集で記載されている月給・年収はあくまで目安で、経験やスキルを考慮して話し合いの上決定します。

自身の経験・スキルをプレゼンできるか、また入社してからもしっかりと実績を残して給与アップしていくのが料理長なのです。

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